中学時代、初めての彼氏に毛深いことを言われた夏祭りの想い出

中学生のころ、初めてできた彼氏と一緒に夏祭りに出かけたことがあります。
私はもう浮かれてしまって、事前にデパートで浴衣を買ってもらい、当日は祖母に頼んで着付けをしてもらいました。
小道具も揃えて髪もアップにして、迎えに来てくれた彼氏も可愛いと言ってくれました。

私の実家は田舎の方ですが、一応県庁所在地でしたので、お祭りには大勢の方がいらっしゃいます。
天気もよかったしその年は確か大河ドラマの芸能人が来るとかで、例年よりも混雑していたような気がします。ぎゅうぎゅうで前に進めないような込み具合だったので、はぐれないように彼氏と手をつないで屋台を回りました。慣れない浴衣と人ごみで疲れましたが、初めての彼氏との浴衣デートはとっても楽しかったです。余り遅くなると両親を心配させるので、人ごみを抜けて2人きりで夜道を歩いて帰りました。

帰る途中、お祭りの余韻で胸がいっぱいの私に向かって、彼が微笑みながらこう言ったのです。
「○○ちゃんの項って、結構毛深いね」と……。
私は普段髪をおろしていたので、項の自己処理なんてめったにしたことがありませんでした。その日は浴衣に合わせて髪をアップにしていたので、ムダ毛が目立ってしまったようなのです。私はもう恥ずかしいやら悲しいやらでいたたまれなくなり、泣きながら帰りました。今でこそ笑い話になりますが、当時は絶望しましたよ。その後は定期的に母にお願いして、剃刀で剃ってもらうようになりました。彼とは結局高校に上がる前に別れてしまいましたが、私に脱毛の大切さを教えてくれたこと、感謝しています。